- 2026年4月2日
歯周病について知ってほしい! 第7号 歯科医院における歯周病の治療とは?進行度に応じた治療内容を解説― 武蔵小山のよしだ歯科クリニック
歯周病は、歯ぐきの炎症から始まり、進行すると歯を支える骨を歯……
歯周病と糖尿病は、それぞれ独立した疾患ですが、近年では両者の関係について多くの研究が行われています。
これらは相互に影響し合う可能性があり、医科と歯科の両面からの管理が重要と考えられています。
この記事では、歯周病と糖尿病の関係について、一般的な医学的知見と専門的な視点を交えて解説します。

歯周病は、歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨に影響を及ぼす疾患です。
一方、糖尿病は血糖値の調節がうまくいかない状態が続く疾患です。
これら2つの病気は、
という双方向の関係があるのです。
また、糖尿病のこわさは高血糖が長く続くことで合併症を引き起こすことなのですが、「神経障害」「網膜症」「腎症」の3大合併症の他、歯周病も糖尿病の合併症のひとつに数えられています。
糖尿病の状態では、歯周病が進行しやすくなる可能性が指摘されています。
高血糖状態では、白血球の機能(貪食能や殺菌能)が変化します。
その結果、歯周病菌に対する防御が十分に働きにくくなり、感染や炎症が持続しやすくなる可能性があります。
糖尿病では微小血管の変化(血流の低下など)がみられます。
これにより、
などが起こり、炎症の改善が遅れる場合があります。
高血糖状態は、コラーゲンの代謝や創傷治癒にも影響します。
そのため、歯周組織の回復が遅れる可能性があります。
歯周病は慢性的な炎症状態であり、この炎症が全身に影響する可能性が指摘されています。
歯周病では、
などの炎症性サイトカインが産生されます。
これらの物質は血流を介して全身に影響し、インスリン抵抗性を高める可能性があると考えられています。
インスリン抵抗性とは、インスリンが効きにくくなる状態です。
歯周病による慢性的な炎症が続くことで、血糖コントロールに影響するのです。
歯周病治療を行うことで、血糖コントロールの改善についても研究報告されています。
歯周病の改善や炎症のコントロールにより、全身の炎症状態が軽減される可能性があると考えられています。
※ただし、効果には個人差があり、すべてのケースで同様の結果が得られるわけではありません。
糖尿病の方では、以下のような口腔内の変化がみられることがあります。
これらは歯周病と関連している場合があるため、定期的な確認が重要とされています。
歯周病と糖尿病は相互に影響する可能性があるため、医科と歯科の連携が重要とされています。
を並行して行うことで、全身の健康管理につながる可能性があります。
により、プラークの蓄積を抑えることが重要です。
歯周病は自覚症状が少ない場合があるため、歯科医院での定期的な検査と管理が望ましいです。
糖尿病の管理は、歯周病の状態にも影響する可能性があるため、医師の指示に基づいた管理とコントロールが重要です。
歯ぐきの出血や腫れがある場合、歯周病の可能性が考えられます。
また糖尿病の既往がある場合は、口腔内の状態を定期的に確認することが重要です。
武蔵小山のよしだ歯科クリニックでは、
歯周ポケット検査などを通じて現在の状態を確認し、必要に応じた説明を行っています。
歯周病と糖尿病は、
などを通じて、相互に影響し合う可能性があるとされています。
そのため、
を組み合わせることが、全身の健康維持につながります。